変な日本人じゃないが

nostalji2015-07-23

録画していたテレビ西部劇『荒野のピンカートン探偵社』の4話〜5話を観る。
#4「第四の男」は、ポーカーで一人勝ちした男が殺され、ケイト(マーサ・マックアイサック)とウィル(ジェイコブ・ブレア)は殺された男が相棒だったというケンジ(ディーン・フジオカ)という日本人から犯人捜しを依頼されます。殺された男がケンジに雇われていた賞金稼ぎだったことがわかり……
ケンジは、日米条約締結に協力した父親を用済みになって暗殺したアメリカ外交官に復讐するために殺された男を雇って捜していたんですな。その男はポーカーをしていた一人で、ラストは日本刀とサーベルによる決闘です。ヘッピリ腰のチャンバラは迫力なし。日本人殺陣師を使っていませんね。初代駐日大使・ハリスが帰国したのが1862年なので、時代的には合致しています。画像は、ケンジ役のディーン・フジオカ
#5「南北戦争の英雄」は、カンザスシティ市長選挙に立候補した男が暗殺されかけ、ウィルが護衛に雇われます。しかし、候補者が行方不明になり、探偵社の評判はガタ落ち。ウィルは現職市長を疑いますが、父である社長のアラン(アンガス・マクファーデン)がシカゴから駆けつけ、候補者の暗殺未遂も行方不明も狂言で、演説で語っていた英雄的行為も嘘だったことがわかります。
南北戦争カンザスシティは南部につくか北部につくかで住民が対立していた地域で、戦後の混乱を示すエピソードになっていま〜す。