注目番組がなくて

nostalji2015-08-02

日曜日は1週間のテレビ番組チェックの日。新番組と最終回ドラマ、それに映画ね。注目すべき新番組と最終回ドラマはありません。7月の「午後のロードショー」では、頭の二つあるサメとか、タコと合体したサメとか、空から降ってくるサメとか、砂浜を潜って襲ってくるサメとか、友人が歓ぶ“おバカ鮫映画”を特集したテレビ東京ですが、今月は“凍る地球”で今イチ。そんな友人が勧めてくれたので録画した『ゴースト・イン・京都』(1982年/監督:ケヴィン・コナー)を観ました。
不倫した妻と愛人を斬って自分も腹を斬ったサムライの屋敷に住むことになったアメリカ人夫婦が祟られる物語。テッド(エドワード・アルバート)とローラ(スーザン・ジョージ)は、友人のアレックス(ダグ・マクルーア)の斡旋で京都の古民家にやってきます。日本文化を研究するテッドはその屋敷で執筆活動しますが、三人の怨霊がテッドたちに乗り移り……
B級映画専門のケヴィン・コナーだけに、蟹の大群が娘を襲う恐怖なんて単なる思いつきで必然性がなく、怨霊に乗り移られたテッドとアレックスが刀でもって斬りあい、死んだ怨霊たちと同じ最期を遂げるんですが、その陳腐なこと。日本の世俗を真面目に描こうとして、逆にこのアホ臭さが面白さにつながっています。
画像は、エドワード・アルバートスーザン・ジョージスーザン・ジョージの裸のサービスもあるよォ。