子供向けだが

nostalji2015-08-10

スーパーのワゴンセールでゲットしたまま放ったらかしていたテレビ西部劇『西部の勇者キット・カースン』のDVDセット(10枚組=全20話)の1枚目と2枚目を観る。アメリカのテレビ創生期にあたる1951年〜55年に放送された子供向け西部劇(全103話)で、日本では日本テレビ系列で57年に放送されています。内容は、西部史に名を残すキット・カースン(ビル・ウィリアムス)が相棒のエル・トロ(ドン・ダイアモンド)と西部を旅して悪党退治をするのです。
#1「サンフィリペの確執」は、サンフィリペの町に住むトロの叔父が遺産争いに巻きこまれ、弁護士と組んで偽の遺言書で財宝を独り占めしようとする悪党一味をカースンがやっつける物語。
#2「タスカローラの事件」は、砦建設資金の強奪をもくろむ悪党一味をカースンとトロがやっつける物語。一味の黒幕がタスカローラの町の銀行頭取で、被害者に見せかけるというのはよくある話ね。『アニーよ銃をとれ』のゲイル・デービスが将軍の娘役でゲスト出演していました。
#3「ブリスコの悪党」は、政府に頼まれてカースンとトロが郵便強盗の捜査をする物語。悪党一味に加わるために、ブリスコの町にやって来たカースンに功名心から決闘を挑む若者が絡みます。
#4「壊れた拍車」は、町を支配する悪党一味に立ち向かう保安官の娘にカースンとトロが手助けする物語。父を人質にされているため、娘は顔を隠して戦っているのですが、壊れた拍車からカースンは娘と気づきます。手提げ金庫に仕掛けた爆弾でカースンを殺そうとした悪党一味を、開けたら爆発する仕掛けを逆用してやっつける趣向が面白かったで〜す。