スポ根ブーム

nostalji2015-08-29

本日の朝刊朝日の別刷beの『beランキング』は、“思い出に残るスポ根アニメ”。1位:巨人の星(1145票)、2位:アタック№1(791票)、3位:あしたのジョー(778票)、4位:エースをねらえ!(511票)、5位:タイガーマスク(499票)、6位:ドカベン(489票)、7位:キャプテン翼(277票)、8位:SLAM DUNK(スラムダンク)、9位:キャプテン、10位:野球狂の詩、となっています。『巨人の星』が断トツ1位で、『アタック№1』『あしたのジョー』が2番手グループ、『エースをねらえ!』『タイガーマスク』『ドカベン』が3番手グループといったところでしょうか。
東京オリンピックで女子バレーボールが強敵ソ連を破って金メダルを取り、チームを率いた大松監督の「俺についてこい!」や「なせば成る!」が流行語になり、猛烈で厳しい愛のしごきで強国に勝つという“根性”論がもてはやされて国民的テーマになりました。メキシコオリンピックの1968年頃から“スポ根”ブームが全盛期となります。『巨人の星』は、真にその代表。努力型の主人公が、血のにじむような特訓から必殺技を生み出し、天才型ライバルに勝つというパターンね。これは高度成長時代の日本にも通じるものがありまして、骨身をおしまぬモーレツ社員たちが会社一筋に働き、日本を経済大国に押し上げていったのです。
画像は、『柔道一直線』の主題歌レコード。今回のアンケート対象はアニメだけでしたが、スポ根ドラマを含めたら、確実に上位にくると思います。『サインはV』も、『アタック№1』より上にくるんじゃないかなァ。