それなりに

nostalji2015-10-08

録画していた『アイス・クエイク』(2011年/監督:ポール・ジラー)を観る。地中のメタンガスが噴き出して災害をおこすというパニックTVムーヴィです。
アラスカ・フェートン山で地震観測していた陸軍工兵が地割で地下から噴き出した冷気により凍死します。家族とクリスマスの樅ノ木を採りにフェートン山にやって来た地質学者のマイケル(ブレンダン・フェア)は異常に気づき……
冷気が間歇泉のように吹き出し、避難した観測小屋は雪崩に襲われ、地割れによって子供と離れ離れになり、いたる所でクレバスが発生し、救出にきたヘリコプターは噴き出した強冷気を浴びて墜落。やっと子供たちと再会したら嵐が接近と、次々とマイク一家へ危難がふりかかります。陸軍基地の救助隊に救出されたマイクは司令官(ヴィクター・ガーバー)に、地中の大量なメタンガスが岩盤を溶かして噴出していることを報告。衛星からの調査データーで大量のメタンガスが地下空洞を通ってアラスカ最大の都市フェアバンクスに迫っていることを知り、メタンガスを燃焼させる方法を考えます。
アラスカの片田舎が舞台なので派手な災害シーンはありません。家族がどうやって危機から脱出するかだけの物語です。安上がりな特撮で、恐怖感もあまり伝わってきません。しょせんTVムーヴィで〜す。