未公開作品だが

nostalji2015-10-22

バックデイトで台湾旅行をアップした後、西部劇DVDの『荒馬サンダーホーフ』(1948年/監督:フィル・カールソン)を観る。出演者が3人だけという日本未公開の異色作品です。
スコティ(プレストン・フォスター)は、野生馬のサンダーホーフを捕まえるために昔面倒をみた若者キッド(ウィリアム・ビショップ)を無理やり誘います。キッドはスコティの妻マルガリータメアリー・スチュアート)を密かに愛しており、3人は不安定な関係ね。苦労してサンダーホーフを捕まえることができますが、スコティは脚を骨折します。スコティの牧場までの苦難な旅が始まり……
スコティとキッドの殴り合いや、野生馬捕獲のアクション・シーンはありますが、3人の心理ドラマが中心です。サンダーホーフの存在が、3人へ大きな心理作用を及ぼすのね。最後まで退屈せずに見られるのは脚本が良いからでしょう。それにしても、黒と白のまだらの野生馬サンダーホーフは、なかなかのイケメンで〜す。