昨日に続き

nostalji2015-12-02

録画していた『ヘラクレス 帝国の侵略』(2014年/監督:ニック・ライオン)を観る。ギリシャ神話の英雄ヘラクレスをモチーフにした劇場未公開の冒険アクション映画です。
アリウス(クリスチャン・オリバー)は、エノス王国のセオドア王女(クリスティナ・ウォルフ)と愛しあっていましたが将軍のニコス(ディラン・ヴォックス)がセオドアに横恋慕して反乱をおこします。アリウスは王国とセオドアを取り戻すために仲間とヘラクレス(ジョン・ヘニガン)を捜す旅に出るのね。やっと見つけたヘラクレスは妻子を殺した悪夢から飲んだくれていましたが、ニコスの名を聞きアリウスを手助けすることに……
ヘラの呪いによる妻子殺しは神話にも出てきますが、この作品ではニコスに麻薬を飲まされて錯乱して妻子を殺した設定になっています。昨日の『ヘラクレス』でも麻薬による錯乱になっていましたね。内容の方は、1960年代のイタリア製史劇を想わせるようなチーピーなものです。戦闘もこじんまりしたもので、アクションも全体的にもたつき気味。B級の凡作です。
主演のジョン・ヘニガンは、昨日のドウェイン・ジョンソン(ロック)と同様に元プロレスラー。ジョン・モリソンのリングネームで、WWEで活躍していたとのことですが、ロックのファイトは見たことがありますが、ジョン・モリソンなんて知りませ〜ん。