昨日に続き

nostalji2015-12-29

父の書斎にあるBDレコーダーに録画されていた『ハタリ!』(1961年/監督:ハワード・ホークス)を観る。アフリカで猛獣狩りを行う男たちの物語です。
ショーン(ジョン・ウェイン)は、アフリカ・タンガニーカのモメラ野獣ファームで所長だった父を亡くした娘ブランディ(ミシェル・ジラルドン)を助けて、発明狂のポケット(レッド・バトンズ)や仲間たちと世界各地の動物園に送る野獣を捕獲しています。サイの捕獲に失敗してインディアン(ブルース・キャボット)が負傷し、フランス青年チップ(ジェラール・ブラン)が仲間に加わりますが、彼の態度にカート(ハーディー・クリューガー)が反目。取材にきたカメラマンのダラス(エルザ・マルティネリ)はショーンに惹かれ……
銃を使わないで野生動物を捕獲するアクションとユーモアあふれる恋模様を見事なバランスで描いています。ストーリー的にはいたってノンビリしたものですが、ハラハラ・ドキドキ・ニヤニヤ・ゲラゲラの配合はホークスならではの巧さです。キャスティングもそれぞれ持ち味を出していますね。音楽(ヘンリー・マンシーニジョニー・マーサー、ホーギー・カーマイケルが担当)もマッチ( ヘンリー・マンシーニの「子象の行進」はアカデミー賞受賞)しており、映画の面白さを存分に味わえる作品で〜す。