平常ベースになり

nostalji2015-12-30

録画していた『沈黙の啓示』(2010年/監督:キオニ・ワックスマン)を観る。凄腕警部が女性連続殺人事件を捜査するTVM(“TRUE JUSTICE”シリーズ2作目)です。
シアトル警察の警部ケイン(スティーブン・セガール)の管轄地域で、東洋的黒魔術(死体のそばに藁人形)を思わせる猟奇的連続女性殺害事件が発生します。殺された女性がダンサーばかりだったことから、部下のジュリエット(ミーガン・オリー)とサラ(サラ・リンド)がダンス・バーで潜入捜査を開始。犯人逮捕しますが、婦人警官を狙った同じ手口の殺人事件が発生し……
異常犯罪者と模倣犯という二段構えのサスペンスですが、平板的な演出で盛り上がりません。セガールのアクションも中途半端。推理よりも行動が先というセガールのキャラにあっていませんな。セガール映画の面白さは、無敵の強さを発揮して悪党たちを叩きのめしていく爽快感にあるのに、これはダメ!