正月時代劇

nostalji2016-01-04

昨夜はNHKの『吉原裏同心〜新春吉原の大火〜』を観る。2014年に放送(全12回)された続編です。
吉原で薄墨太夫野々すみ花)と人気を二分していた香瀬川太夫安達祐実)が姿を消します。一ヶ月前にも遊女の市川(朝倉あき)が姿を消していることがわかり、神守幹次郎(小出恵介)は四郎兵衛(近藤正臣)の手助けをして捜索を開始。幹次郎は市川が深川の岡場所にいることをつきとめますが、市川は源次(モロ師岡)という男に殺されます。源次の背後には岡場所を支配する太兵衛(本田博太郎)という黒幕がおり、太兵衛の手下によって薄墨太夫と汀女(貫地谷しほり)が拐かされ……
前シリーズから2年後の正月という設定ですが、佐伯泰英の原作では2巻の「足抜き」です。吉原大門をいかにしてくぐり抜けたかが謎だったのですが、足抜きの手口はいたって単純でしたね。90分でも、それなりに満足できましたが、幹次郎と汀女の仲むつまじいやりとりや、吉原の遊女たちの情感をじっくり観たいもので、シリーズドラマ化して欲しいで〜す。