続いて

nostalji2016-02-03

録画していた『007 ロシアより愛をこめて』(1963年/監督:テレンス・ヤング)を再見。初公開時の題名は『007危機一発』でしたな。リアルタイムで観た最初の007シリーズです。あの興奮は今でも忘れられません。
スペクターはボンド(ショーン・コネリー)への復讐と、ロシアの暗号解読器を手に入れるという一石二鳥の計画をたてます。最新式暗号解読器を手土産にロンドンへ脱出したいというロシア(当時はソ連ね)情報部のタチアナ(ダニエラ・ビアンキ)のためにボンド派遣の依頼がトルコ支局長のケリム(ペドロ・アルメンダリス)から英国秘密情報部ロンドン本部にもたらされ、罠と知りつつボンドはイスタンブールへ。ケリムの協力よろしく次々と危機を突破して暗号解読器を盗み出し、タチアナを連れて列車で逃亡しますが、タチアナを騙して操っていたスペクターの幹部ローザ(ロッテ・レーニヤ)に指令をうけた殺し屋グラント(ロバート・ショウ)が行く手に待ち受け……
いきなりボンドが殺されるという驚きのプロローグに始まり、手を変え品を変えたアクションの連続、伏線のはり方もうまく、アクション映画の手本と云える作品です。この作品からスパイブームが始まり、サラーリマンはアタッシュケースを持ち歩くようになりましたね。
画像は、ショーン・コネリーダニエラ・ビアンキダニエラ・ビアンキは、この一作だけで記憶に残る女優になりました。