本日は

nostalji2016-02-06

録画していた『007は二度死ぬ』(1967年/監督:ルイス・ギルバート)を再見。日本が舞台となっていることでカルトな007ファンの多い作品です。
米ソの有人宇宙船カプセルが軌道上から姿を消すという怪事件が起こります。米ソ両国は互いに相手国の仕業と考え、戦争の危機が発生。英国秘密情報部は事件の背後にスペクターがいると考え、敵を油断さすためにボンド(ショーン・コネリー)は香港で死んだことにして彼を派遣します。駐在情報員ヘンダーソンチャールズ・グレイ)が殺され、後をつけたボンドは実業家・大里(テル・シマダ)に接触。日本の諜報機関長のタイガー田中(丹波哲郎)や秘書のアキ(若林映子)の協力を得て、敵の本拠地が海女の暮らす島にあることをつきとめます。地元民の疑惑を避けるためにボンドは日本人漁師となって海女のキッシー鈴木(浜美枝)と結婚。ボンドはキッシーと火山湖に偽装した敵の本拠地を発見しますが、スペクター№1のブロフェルド(ドナルド・プレザンス)が待ちうけており……
原作と大きくかけ離れており、日本が舞台というだけでなくツッ込どころの多い作品です。原作の方もブロフェルドが鎧姿で出てきたりして変なんですけどね。007の“裏ベスト1”というのも納得。私は変な日本が出てくるのは大好きです。ミニコプターによる空中アクションや丹波哲郎率いる忍者部隊は楽しめます。
どうでもいいことですが、大里のオフィスでボンドと格闘するゴツイ男は来日したことのあるプロレスラーのピーター・メイビアで、ロックことドウェイン・ジョンソンのお祖父さん。メイビアの娘がロックのお母さんね。これも、どうでもいいことですが、ボンドの日本人漁師名は轟次郎(原作に出てくる)です。
画像は、ボンドに心を奪われて殺害できずにピラニアの餌になるカリン・ドール。『ゴールドフィンガー』のワニの池、『サンダーボール作戦』のサメのプール、本作品ではピラニアの池と、仲間への見せしめの定番ですな。洋一点だったので印象に残っていま〜す。