これで最後

nostalji2016-02-07

録画していた『007/ダイヤモンドは永遠に』(1971年/監督:ガイ・ハミルトン)を再見。この前に『女王陛下の007』(1969年/監督:ピーター・ハント)があるのですが、コネリーのボンドでなく、ジョージ・レーゼンビーなのでパス。コネリーは『サンダーボール作戦』をリメイクした『ネバーセイ・ネバーアゲイン』(1983年/監督:アーヴィン・カーシュナー)でボンドを演じていますが、シリーズとは別物なのでパス。これで終了にします。
お話しは、多額のダイヤモンドが密輸され闇市場にも出回っていないことを危惧した英国秘密情報部がジェームズ・ボンドショーン・コネリー)に調査を命じます。ボンドは密輸ダイヤの運び屋に化けて米国密輸ルートのティファニー・ケイス(ジル・セント・ジョン)に接触。ダイヤモンドを大量に散りばめた人工衛星を打ち上げ、ダイヤの反射を利用した強力なレーザー光線によって世界中を脅そうとするブロフェルド(チャールズ・グレイ)の存在がわかり……
コネリーの再登場でそれなりヒットしましたが、内容は今イチ。アクションが超人的でないのは良いのですが、レーザー光線の特撮は安っぽすぎます。新兵器は出てこず、ボンドガールもジル・セント・ジョンとボンドに係わったことで殺されるラナ・ウッドだけでは寂しいです。ブロフェルドが『007は二度死ぬ』でスペクターに殺されるチャールズ・グレイというのもね。
画像は、『ダイヤモンドは永遠に』のレコードジャケット。主題歌を歌うのは、『ゴールドフィンガー』に続いて二度目のシャーリー・バッシー。Fの発音がきれいでインパクトがあるというので起用されたとのこと。そういえば、“フィンガー”と“フォーエバー”のフレーズがやけに耳に残っていま〜す。