これで最後に

nostalji2016-02-17

西部劇DVDの『ガンスモーク』(1953年/監督:ネイサン・ジュラン)を観る。流れ者のガンマンが悪党から牧場主を守るオーディ・マーフィ主演の劇場未公開の西部劇です。テレビ西部劇の『ガンスモーク』とは関係ありません。
ジョンソン郡の騒動で一仕事終えたレブ・キットレッジ(オーディ・マーフィ)は、馴染みの酒場の歌姫コーラ(メアリー・キャッスル)がいる町に行く途中で何者かに馬を撃たれます。乗り合わせた駅馬車でリタ(スーザン・キャボット)という娘と知りあいますが、リタはレブを父を殺しに来た男と思うのね。リタの父ドン(ポール・ケリー)は町の顔役テルフォード(ドナルド・ランドルフ)から牧場を狙われており、テルフォードはレブを雇おうとしますが、レブはテルフォードの態度に拒絶。レブは、ひょんなことからドンと賭けをして、ドンの牧場の所有者になりますが……
リタと結婚しようと思っていた男(ジャック・ケリー)がリタにふられてドンを裏切ってテルフォードについたり、テルフォードに雇われたレブと親友のガンマン(チャールズ・ドレイク)がレブの仕事の邪魔をするものの殺すことはせず最後には味方につくといった、娯楽西部劇の定番通りの展開です。西部劇ではお馴染みのキャトルドライブが、約束の日時に間に合わせるために危険な山道を通って牛の大群を運ぶというのが目新しかったですね。全体的に型通りの西部劇ですがオーディ・マーフィの持ち味が出ていて楽しめました。
一緒に送られてきた西部劇DVD『拳銃街道』は以前に観ているのでパス。これにて終了で〜す。