これも西部劇

nostalji2016-02-18

録画していたオリジナルビデオ(劇場公開を前提としないビデオ専用の映画)の『リンカーンVSゾンビ』(2012年/監督:リチャード・シェンクマン)を観る。
勝利したゲティスバーグの視察にきたリンカーン(ビル・オバーストJr)は、近くのブラスキ砦の異変を知らされます。報告内容からリンカーン自ら特殊部隊を率いて砦の調査に行きますが、砦は南軍に占領されており、周辺にはゾンビの群れが……
母親がゾンビになった過去を持つリンカーンが、ゾンビ被害をくい止めるために南軍のジャクソン将軍やパット・ギャレットたちと一緒にゾンビ退治をするというトンデモ映画です。さらに、特殊部隊の中には後にリンカーンを暗殺する二重スパイのブースがいたり、助けた民間人の中に少年時代のセオドア・ルーズベルトや元カノのメアリー・オーウェンズがいたりしてね。
ゾンビの習性は音に反応して行動、静かにしていれば眠っているので、これまでのゾンビの中では最弱。動きもユラユラタイプで、走って逃げれば平気じゃないかという感じで、恐怖演出も下手くそで全く緊張感のない作品です。この手のゲテモノ映画は好きですが、それだけじゃねェ。