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nostalji2016-04-09

CATVのFOXで放送されていた『ウォーキングデッド(シーズン6)』と、WOWOWで放送されていた『ベイツ・モーテル(シーズン2)』を観了。
『ウォーキングデッド』は、“ウォーカー”と呼ばれる大量のゾンビがはびこる世界を舞台に生存者たちが安息の地を求めて旅を続けるサバイバルドラマで、極限状態に追い込まれた人間心理をえぐるように描いて大ヒットしました。シーズン5で壁に守られた安全な町アレクサンドリアで暮らすようになったリック(アンドリュー・リンカーン)たちでしたが、町の近くの谷底でゾンビの大群を発見します。シリーズ前半はゾンビの大群を町とは逆方向へ誘導する作戦。シリーズ後半では救世主とよばれる謎の集団との戦いが開始します。救世主のリーダーは原作のアメコミにも登場するニック(ジェフリー・ディーン・モーガン)で、シーズン最終話では、リック、カール(チャンドラー・リッグス)、ダリル(ノーマン・リーダス)、ミショーン(ダナイ・グリラ)、グレン(スティーブン・ユァン)、マギー(ローレン・コーハン)たちが捕まってしまい、ニックの有刺鉄線を巻いたバットで誰かが殺されてしまいます。その誰かはシーズン7で解るのでしょうが、原作通りならシーズン1から登場している主要キャラね。
『ベイツ・モーテル』は、『サイコ』の主人公ノーマン・ベイツ(フレディ・ハイモア)を主人公にした前日談で、17歳の少年がサイコキラーになっていく過程を描いています。シリーズ1の最終話で美人教師が何者かに殺され、残された精液がノーマンのものとわかり、シーズン最終話で保安官がノーマンを嘘発見器にかけるのですが結果はシロ。ノーマンの心にすむ母親が教師を殺したという意識で、ノーマン自体は殺人者としての意識はないんですね。ラストカットにおけるノーマンの表情は、『サイコ』のラストカットを彷彿させるものでした。