青春小説

nostalji2016-04-18

帰省の新幹線で読みかけだった片岡義男の『コーヒーにドーナツ盤、黒いニットのタイ。』(光文社:2016年2月20日初版発行)を読了。著者初の書き下ろし自伝「勤労」小説とあるように、1960年から73年までの著者の生活を綴ったものです。
当時のヒット曲を背景に自分のストーリー(大学生時代、3ヶ月の会社員生活、原稿用紙に鉛筆と喫茶店、バーの日々など)が語られます。著者と私では年代に開きがありますが、題材にしている音楽はテレビやラジオ、街のアチコチで流れていたものばかりなので、私の想い出ともリンクします。掲載されている121枚のレコードジャケットが懐かしく、何より嬉しかったで〜す。