B級だが

nostalji2016-04-20

前回帰省した時に録画したままだった『イントゥー・ザ・ミッション』(2014年/監督:アレッサンドロ・カポーネ)を観る。劇場未公開のイタリア製SFアクションです。
独裁軍事政権が支配する2047年の世界で、反抗組織のスポング(ダニー・グローヴァー)はウィルバーン(スティーヴン・ボールドウィン)に命じて、墜落した通信衛星の回収に向かわせます。通信衛星には反抗組織の情報が搭載されていたのね。墜落した場所は核汚染された場所で、3時間おきに放射能防御剤を服用しないと幻覚症状をひきおこします。廃棄された軍事基地で、ウィルバーンは軍事政権に虐殺された民衆の大量の死体を発見。そのことが明るみにでると民衆の蜂起につながる恐れをもったアシモフ将軍(ルトガー・ハウアー)は、子飼いのアンダーソン大佐(ダリル・ハンナ)や傭兵のロボ(マイケル・マドセン)を引き連れ、ウィルバーンを追います。ウィルバーンは軍隊に敵意をしめす謎の女性タウグ(ネヴァ・レオニ)と出会い……
出演者の顔ぶれは中々ですが、狭いエリア内でのアクションばかりで空間的広がりがないのは所詮B級ですな。放射能防御剤が全て失われた後半部分は、どこまでが幻覚なのか現実なのか分からないような演出しているのは面白いと思いましたね。画像は、ネヴァ・レオニ。彼女もウィルバーンの幻覚か。