本日も

nostalji2016-04-23

録画していた韓国時代劇『朝鮮美女三銃士』(2013年/監督:パク・チェヒョン)を観る。
武芸の達人ジノク(ハ・ジウォン)、体術に自信のあるホンダン(カン・イエウォン)、弓の名人カビ(ソン・ガイン)は、師匠のムミョン(コ・チャンソク)が持ってくる情報で懸賞首を捕まえる凄腕の賞金稼ぎです。ムミョンが王からの密命を受け、三人は行方不明になっている十字鏡の捜索を開始。そして、清国と結託して朝鮮を支配しようとするキム・ジャホン(チェ・ソンミン)の陰謀をつかみます。キム・ジャホンの刺客に襲われますが、その刺客がジノクの従者であった幼馴染みのサヒョン(チュ・サンウク)だったことから……
10年前にキム・ジャホンに殺されたと思っていた父がジャホンに幽閉されており、自分の命を救ってくれたサヒョンが記憶を失ってジャホンの手下になった経緯や、殺されたかけたジノクがムミョンのもとで暮らすようになった経緯などが手抜きされており、ホンダンやカビのキャラも説明不足です。十字鏡を巡る戦いにするか、キム・ジャホンへの復讐話にするか、どちらかに集中すればまとまりのよい内容になったと思いますけどね。両方を満足させるには、映画よりテレビドラマ(全20話くらい)の方がむいています。アクションもでき、コメディエンヌとしても魅力のあるハ・ジウォンの主演で、派手なアクション演出とユーモアあふれる展開は私好みだっただけに、消化不良の内容は残念。