二世映画ということで

nostalji2016-05-27

録画していた『デンジャラス・プラン裏切りの国境線』(2016年/チャールズ・バーマイスター)を観る。クリント・イーストウッドの息子スコット・イーストウッド主演の劇場未公開の犯罪アクション映画です。
職探しにメキシコへやって来たミッチ(スコット・イーストウッド)は酒場でもめ事に巻き込まれ、私設軍隊を作ろうとしているキャプテン(ニック・チンランド)と知り合います。傭兵になるための訓練所は名ばかりで、少年までいる素人集団。帰るところのないミッチは、資金確保のためにキャプテンに命じられて仲間と麻薬の売人を襲います。仲間の一人が誤って殺してしまいますが、持っていた手紙から殺した男が売人でなくメキシコに出稼ぎにきていた善人だったことがわかるのね。キャプテンは殺した男が持っていた金で武器を揃え、ミッチたちを率いて麻薬組織の大金を奪いますが……
全体的には安っぽいB級映画です。俳優は知らない顔ばかりで、演技も未熟。唯一良かったのは、騙されたと知ったミッチがキャプテンと対決することになるのですが、ラストの荒野での追跡劇が西部劇風(私の好み)だったことかな。スコット・イーストウッドは西部劇が似合いそうですね。画像は、若き日のダーティハリーじゃないよ。