大作の次は極小

nostalji2016-06-02

録画していた『スパイダー・シティ』(2012年/監督:グリフ・ファースト)を観る。巨大毒グモと人間の死闘を描いたテレビムーヴィです。
地震が発生し、地割れから新種のクモが大量に現れ、人間を襲います。ニューオリンズの観光ガイドのポール(バグ・ホール)はバスで案内中にクモの群れに遭遇し……
最初にクモに襲われる養鶏場の関係者(3人)、ポールの家族(父と妹)、3組の観光客(6人)、別行動をとる女子野球チームのコーチである観光客の夫(その昔、『ターミネーター2』のジョン・コナー役だったエドワード・ファーロング)が襲ってくるクモと戦うことになるのね。CGが安っぽいのや、クモから逃げる市民がほんの少数なのや、出動してきた軍隊のヘリコプターがたった一機というのは予算上致し方ないことで、観光客の一人に生物学者がいて死んだクモを解剖して習性と弱点を見つけたり、女子選手の一人の父親に軍隊指揮官がいて救出にきたりと、この手の作品にしては納得感のある作り方をしているのは好感がもてま〜す。