放送順なのか

nostalji2016-06-30

テレビ時代劇『琴姫七変化』DVDボックスの「二連銃の行方(前・後編)」と「白頭巾の巻(前・後編)」を観る。
「二連銃の行方」は、高性能銃をめぐって琴姫が忍者と戦う物語。キャピタンから将軍に贈られる二連銃が忍者に奪われます。琴姫(松山容子)・大塚四郎(松本錦四郎)・弔いのお俊(川保まき)が忍者を追跡。黒幕と思われた人物を倒したものの、忍者集団の首領(天野刃一)が銃を奪い……
長崎奉行によって失脚させられた元代官が忍者を雇ったのですが、その代官は前編で琴姫に成敗され、二連銃を奪った忍者集団との戦いが後編ね。忍者集団の首領が銃を奪った目的がわからず、適当にストーリーを作った感じでした。
「白頭巾の巻」は、外国奉行を暗殺した犯人を琴姫が捜査する物語。開国派の外国奉行(市川男女ノ助)が何者かに殺されます。鎖国を守らせようとする白頭巾の集団・報徳会が犯行声明を出し、琴姫(松山容子)が調査を開始。報徳会は、開国を主張する蘭方医高野長英(小堀明男)の命も狙っており……
将軍・家斉(海江田譲二)や内藤加賀(乃木年男)、一心辰五郎(秋葉浩介)におくめ(朝倉彩子)まで登場するので、長崎編よりも以前のエピソードのように思えます。高野長英といった実在の人物が出てくるのもね。外国奉行職ができたのは、幕末・安政時代ですが、そんなことは気にしない、気にしない。