少し嵌って

nostalji2016-07-04

通販中古で『月姫峠』のDVDボックスをゲット。『琴姫七変化』の松山容子が主演したテレビ時代劇(日本テレビ系列で1963年6月17日〜12月9日放送)です。未見の作品で、松山容子のお姫様姿を見たくなりましてね。全12話(26回)が収録されており、さっそく「木曽の鬼百合(全3回)」を観ました。
「木曽の鬼百合」は、月姫織田信長の出会いを描いた物語。時は戦国時代、月姫松山容子)が統治する木曽・白鳥郷が野武士に襲われます。月姫が駆けつけて野武士を撃退しますが、織田家の旗印が残されていたことから、月姫は真偽を確かめるために織田信長(松本錦四郎)を訪問。信長の言動から襲ったのは織田軍でないことがわかります。信長は月姫のりりしい姿に一目惚れ。月姫も信長にほのかな想いを寄せます。武田家に従属する伊那谷の鬼東義銀(香川良介)が月姫を脅して息子の左源太(出水憲司)に嫁がせ、木曾谷を支配しようと野武士の雲切隼人(大邦一公)を雇って木曾谷を襲っていたのね。雲切党に加わっていた武芸者・渚夢剣太(新宮寺寛)が月姫に挑みますが眉間に傷を負って敗北。崖下に落ちた夢剣太を、彼を愛する隼人の妹・刀根(葵京子)が救います。隼人は村に火をつけ、月姫を誘き寄せますが、逆に斬られて鬼東義銀の策略は失敗。
騎馬隊が縦横に走り回り、戦国時代らしいアクションが展開します。松山容子の殺陣が一段と冴え、ワクワクしますよ。山東昭子が歌う主題歌もグッド。連続活劇の要素もあり、『琴姫七変化』より面白いで〜す。