お馴染みの

nostalji2016-07-18

録画していた『ターミネーター:新起動/ジェニシス』(2015年/監督:アラン・テイラー)を観る。シュワちゃんが復活したシリーズ第5弾です。
2029年のロサンゼルス。機械軍団は人類軍の指導者ジョン・コナー(ジェイソン・クラーク)の母親サラ・コナー(エミリア・クラーク)を殺すべく、ジョンが生まれる前の1984年に送り込みます。占領した時間転送装置でジョンの部下カイル(ジェイ・コートニー)がサラを守るべく1984年へ。カイルはいきなり新型ターミネーターT−1000(イ・ビョンホン)に襲われます。彼を救ったのはサラと“オジサン”と呼ばれるターミネーターT−800(アーノルド・シュワルツェネッガー)ね。2029年から送り込まれたターミネーターT−800はサラとオジサンが倒しており、サラはカイルが知らされていたウエイトレスでなく、9歳の時からオジサンに守られ、やってくるターミネーターを倒す戦士となっていたんですな。サラとカイルは自我に目覚めて暴走するスカイネット人工知能ジェニシスの起動を阻止すべく1997年へ……
シリーズの1・2・3をベースにした新しい物語の始まりです。人工知能ジェニシスの破壊に成功しますが謎が多く残っており、続編で辻褄をあわせるつもりじゃないですかね。誰が“オジサン”(人工皮膚も加齢とともに変化するし、自我も持っている改良型T−800)を9歳のサラのもとに送り込んだのか、1984年までにどんなことがあった(歴史が書き換えられている)のか、T−1000や“オジサン”を送り込んだのは2029年以後のことだと思われ、2029年以後にどんなことが起こったのか、わからないことだらけです。続編も作らず、無邪気にシュワちゃんとアクションだけで満足させるのであれば、駄作も駄作、大駄作で〜す。