時代劇ということで

nostalji2016-09-01

録画していた韓国映画『パイレーツ』(2014年/監督:イ・ソクフン)を観る。朝鮮王朝創設期を舞台にしたアクションアドベチャーです。
イ・ソンゲの威化島回軍に反対したチャン・サジョン(キム・ナムギル)は軍を脱走して山賊になります。やがてイ・ソンゲは朝鮮王朝を設立し、明国から国璽が送られることになりますが、使節船が鯨と衝突し、国璽は鯨の腹へ。サジョンは鯨を捜すために海に出るものの、行くてには極悪な首領を追い出して海賊の女頭領となったヨウォル(ソン・イエジン)や、サジョンの宿敵が率いる朝鮮水軍が待ちうけており……
海を舞台に、三者入り乱れての争奪戦が、CGをふんだんに使い、コミカルに描かれていきます。韓国で大ヒットした作品ですが、勧善懲悪の単純なストーリーに韓国特有のコテコテギャグで内容的には今イチ。キム・ナムギル好みのカミさんは歓んでいましたけどね。海賊映画は製作費がかかるのでリスクが大きいのですが、“パイレーツ・オブ・カリビアン”に挑戦という意気込みは賞賛できま〜す。