懐かしのヒーロー

nostalji2016-09-16

ナショナルキッド』のDVDボックスをゲット。『ナショナルキッド』は、NET(現:テレビ朝日)系列で1960年8月4日から61年4月27日まで放送された、特撮とSFを本格的に取り入れた東映テレビ映画です。早速、第1部:インカ族の来襲(全13回)の第4回までを観ました。
#1「謎の円盤襲来」は、演習中の航空自衛隊機が円盤に撃墜され、水野博士(斉藤紫香)を中心に青年科学者・旗竜作(小嶋一郎)も加わり、円盤対策委員会が結成。円盤の正体が、地球による宇宙開発に脅威を抱いた金星人のものと分かります。旗竜作が養っている子供たちがインカ金星人に襲われ、ナショナルキッドが助けに現れます。自衛隊管制官役で室田日出夫が、インカ金星人の役で八名信夫が出演。
#2「ダブルZの恐怖」は、国際原子科学研究所の山田博士(山口勇)がZ団(胸のダブルZのマークをつけたインカ金星人の一般兵士)に誘拐され、ナショナルキッドが救出。山田博士の娘役で本間千代子が出演しています。
#3「大都会の戦慄」は、日本人に姿に変身したZ団が各地に現れ、放射能汚染による異変が発生。ナショナルキッドは、Z団の身体から発する放射線に気づき、正体を見破ります。
#4「恐怖の頭脳改造」は、水野博士がインカ金星人に誘拐され、女隊長アウラ(野川美子)によってインカ金星人にする頭脳改造をされそうになりますが、ナショナルキッドが救出。アウラナショナルキッドの最初の直接対決です。
宇宙研究の科学者である旗竜作は5人の孤児を養っており、彼らの世話をしているのが小畑尚子(愛称はチャコ)で、演じているのが志村妙子(後の太地喜和子)ね。戦後15年たっているので、戦災孤児ではないでしょうが、孤児の存在は当時の定番でしたね。舗装もされていない東京の情景が懐かしいで〜す。