中途半端

nostalji2016-10-04

DVDボックス『ナショナルキッド(第3部:地底魔城)』の第5〜8回を観る。
少年探偵グループの蔵三と吾郎の兄弟に叔父さんがいることがわかり、旗竜作(巽秀太郎)の友人である浜村の飛行機で大阪へ。兄弟は叔父である原田博士の家で地底人に襲われ、浜村は二人を守って負傷します。原田博士は兄弟の叔父でなく、地底人の参謀である黒岩博士(片山滉)がナショナルキッドの動きを封じるために兄弟を人質にするための囮だったのね。原田博士は地底人を裏切り、地底人の動力源であるコバルティウムの秘密が隠されている金色のブローチを持って逃亡。ヘルシュタイン総裁(松山浩二)に取って代わろうと考えるドクトルゾンネや黒岩博士が金色のブローチを狙って裏切りを繰り広げます。ヘルシュタイン総裁はコバルティウムのリストを手に入れることができず、地球防衛軍ナショナルキッドの攻撃で宇宙の彼方へ逃げ去るのです。
原作が喜瀬川実(他にどんな作品があるのか不明、誰かの変名なのか?)からSF古典で有名な海野十三に変わっています。1949年に亡くなっているので、彼の何かの作品を原案にしたのでしょうね。そのため、ナショナルキッドがあまり活躍しません。地底人も際立ったメイキャップもなく、アラブ系の軍服を着た普通の人間というのも面白味がなかったで〜す。