第3部の続き

nostalji2016-10-05

DVDボックス『ナショナルキッド(第4部:謎の宇宙少年)』の第1〜5回を観る。
地底人のヘルシュタイン総裁(松山浩二)は、“嘘”という概念を持たないマゼラン星の大統領を騙して地球攻撃をさせようとしますが、第一参謀が息子を地球に派遣して真相を調べさせます。しかし、事故にあって記憶を失い、旗竜作(巽秀太郎)研究所の少年探偵グループが彼を助けるのね。地底人の参謀である黒岩博士(片山滉)は人間改造機で世界の指導者を洗脳し、戦争を起こすことを計画。マゼラン兵団はヘルシュタイン総裁の地底戦艦と一緒に地球攻撃に向かいますが、地底人に襲われて記憶が甦った宇宙少年の連絡で、地底戦艦を粉砕し、地底人は滅びます。
原作がなくなり、宮川一郎の脚本になりました。宮川一郎は、このドラマに影響を与えた『スーパージャイアンツ』シリーズの脚本も書いており、手慣れたものですな。手慣れすぎて、ツッ込みどころ満載の内容ですがね。喜瀬川実→海野十三宮川一郎と原作が変わったためか、地底人らしかったのは第3部4話まででした。ちなみに地底人総裁ヘルシュタインの松山浩二は、藤山浩二と改名し、大映東映でコワモテの悪役として活躍。