これで最後

nostalji2016-10-06

DVDボックス『ナショナルキッド(第4部:謎の宇宙少年)』の第6〜9回を観る。
宇宙でも悪名高いザロック星人の円盤を目撃した宇宙少年が地球に戻ってきます。謎の透明怪獣が日本を襲い、ザロック星人が連れてきたギャプラと判明。ギャプラはトランクに入るほどの大きさなんですが海水に触れると巨大化するのね。巨大化したギャプラが姿を見せ、ナショナルキッドは永野博士が開発した放射線Zを使ってギャプラを倒します。ザロック星人の円盤は宇宙少年の卵型円盤が粉砕。旗竜作(巽秀太郎)は自分がナショナルキッドで、アンドロメダ星人であることを明かし、平和になった地球を去ります。
このラスト4話は、後番組の『少年ケニヤ』の製作が遅れ、急きょ製作されたものです。当初は第3部全13回の予定だったのね。そのため、少年探偵グループのメンバー2人が代わっています。怪獣ギャプラが最初透明なのは着ぐるみが出来ておらず、窮余の一策だったのです。
合成による特撮技術は、海外ドラマの『スーパーマン』や映画の『スーパージャイアンツ』よりも優れており、当時としては最高レベルと思うのですが、内容は何じゃコリャですね。物語はすっかり忘れていました。憶えていたのは、途中で主役が代わったことと、インカ金星人の扮装と海底人の造形ね。地底人なんて全然記憶にありませ〜ん。