懐かしのヒーロー

nostalji2016-10-29

友人に送ってもらった『忍者部隊月光』(1964年・東映/監督:土屋啓之助)を観る。1964年1月3日から66年10月2日までフジテレビ系列で放送された人気テレビシリーズの映画化です。
水爆の何千倍もの威力を持つZ爆弾が国際軍事秘密結社のブラック団に奪われます。ブラック団は大都市の爆破を予告し、1千億円のダイヤを世界連合のベルドリック総長(ハロルド・コンウェイ)に要求。Z爆弾の発明者ローゼンハイマー博士(ポール・シューマン)と親友の藤波博士(明石潮)がブラック団に誘拐され、秘密情報組織曙機関の南郷(中山昭二)は月光(水木襄)を隊長とする忍者部隊に両博士の救出を命じます。忍者部隊はアジア大陸のゴダール山脈にあるブラック団のアジトを見つけますが……
テレビのレギュラーメンバー、月輪(石川竜二)・名月(山口暁)・月影(渚健二)・三日月(森槇子)・新月(浅沼創一)・半月(小島康則)のうち月影は登場せず、月風(若宮五郎)・月蝕(小川守)・流月(波木井健二)が加わっています。夏休みまんが大行進の一編として上映され、併映は東映動画のテレビアニメ『狼少年ケン』と『少年忍者風のフジ丸』ね。
作戦行動をおこす時に、月光が手のひらと指を使って隊員に出すサインは懐かしかったですね。当時、私もマネをしたものですよ。忍者は世界的に通用するので、大人向けにリメイクしたら面白いと思うんですけどね。子供向けだったので女性隊員(くノ一)がいてもお色気ゼロでしたが、大人向けに色気ムンムンにしてね。子供隊員の半月は必要なし。CGを駆使して忍法を展開したら、面白いアクション映画になりますよォ。