録画していた『ＰＡＮ〜ネバーランド、夢のはじまり〜』（２０１５年／監督：ジョー・ライト）を観る。ピーター・パン誕生のファンタジー・アドベンチャーです。
第二次大戦下のロンドン、孤児院で暮らす少年ピーター（リーヴァイ・ミラー）は、地下室で“別の世界で必ず会える”と書かれた母の残した手紙を見つけます。母に会いたい思いを募らせたピーターは、ある夜、空飛ぶ海賊船にさらわれてネバーランドへ。そこは海賊・黒ひげ（ヒュー・ジャックマン）が支配しており、ピーターは自分の出生の秘密のため黒ひげから命を狙われます。ピーターは謎の若者フック（ギャレット・ヘドランド）や原住民の女戦士タイガー・リリー（ルーニー・マーラ）と出会い、ネバーランドの運命を握るという自分の宿命を知りますが……
最近のハリウッドは誕生物語と新解釈おとぎ話がお好きなようで、これはその二つを合わせたもの。劇場の３Ｄ映像で観たら印象が違うのかもしれませんが、特撮技術はどうってことはありません。扮装を凝らしたヒュー・ジャックマンが悪役を楽しんでいるのが印象に残るくらいね。ちなみに、パンというのはネバーランド原住民の言葉で勇者という意味なんだってさ。
