今週のテレビ

nostalji2016-11-20

日曜日は1週間のテレビ番組チェックの日。新番組と最終回と映画です。
BSジャパンで再放送している1975年の『宮本武蔵』が22日に最終回を迎えます。主演は先代・市川海老蔵ね。野性味は欠けますが落ち着いた雰囲気は悪くありません。主なキャストは、佐々木小次郎浜畑賢吉本位田又八目黒祐樹、沢庵に田村高廣、お通に小林由枝、朱美に沢かをり、お杉婆に任田順好です。任田順好は、高橋英樹が主演した映画『宮本武蔵』(1973年・松竹/監督:加藤泰)でもお杉婆役で存在感を見せましたが、この作品でも圧倒的な存在感を見せています。彼女は当時40歳になってなかったはずで、見事な老け役です。唐人(佐藤允)と闘うといった原作にないオリジナルエピソードもあり、本筋から離れた楽しみもありました。後番組は萬家錦之介主演の『それからの武蔵』です。1981年に12時間ワイドドラマ(現:新春ワイド時代劇)として放送されたものを全13話に再編集。“武蔵”続きというのは、良いですな。
BSプレミアムの韓国時代劇『三銃士(全12回)』は本日が最終回。デュマの原作を仁祖時代の朝鮮王朝に置き換えたフィクション時代劇です。だけど、実在の人物であるソヒョン世子と敵役キム・ジャジョムを物語の中心においた為、落としどころが難しくなりましたね。史実ではハッピーエンドにならないですからね。WOWOWでは25日からチャン・グンソク主演の韓国時代劇『テバク(全24回)』が始まります。これも実在の人物をからめて描く粛宗時代の朝鮮王朝を舞台にしたフィクション時代劇です。中心人物が後の英祖なので、ハッピーエンドになるでしょう。