サザエさんをさがして

nostalji2016-11-26

録画していた東宝映画『サザエさんの赤ちゃん誕生』(1960年/監督:青柳信雄)を観る。江利チエミのシリーズ8作目です。
サザエさん江利チエミ)に男の子が生まれ、すったもんだのあげく、タラオと名前をつけます。マスオさんの妹・タイコ(白川由美)と医師インターンの辰野(江原達治)とは恋仲なのですが、中々進展せず、サザエさんがひと工夫して二人の婚約が成立。マスオさんはサザエさんがタラちゃんにかかりきりなので不満が爆発、タラちゃんは実家のお父さん(藤原鎌足)・お母さん(清川虹子)・カツオ(白田肇)・ワカメ(猿若久美恵)が預かることになり、二人は温泉旅行に出かけますが……
サザエさんの脱線ぶりが少なくなり、江利チエミが歌うシーンも少なくなっています。変な画家の有島一郎が笑わせてくれるくらいで、シリーズの中では、一番つまりません。マンネリ、ネタぎれがかいま見える作品で〜す。