サザエさんをさがして

nostalji2016-12-17

録画していた東宝映画『サザエさんとエプロンおばさん』(1960年/監督:青柳信雄)を観る。同じ長谷川町子原作のサザエさんとエプロンおばさんがコラボした江利チエミのシリーズ9作目です。
タラちゃんの誕生日なのに大阪出張から帰ってこないマスオさん(小泉博)にサザエさん江利チエミ)は怒り心頭。大阪の叔母さん夫婦(浪花千栄子花菱アチャコ)からの電話で、サザエさんタラちゃんを両親(藤原釜足清川虹子)に預けて大阪に行きます。しかし、マスオさん京都で仕事中。京都支店の用地買収のために、下宿屋を営んでいるエプロンおばさん(三益愛子)と交渉しているのですが、うまくいきません。サザエさんがエプロンおばさんを訪ねると、募集中の女中に間違えられて住み込むことになるのね。サザエさんはエプロンおばさんや旦那さん(森川信)に気に入られますが、下宿人の鵜野目(高島忠雄)が探偵だったことから……
エプロンおばさんは『サンデー毎日』に連載されていた長谷川町子原作の人気マンガで、鵜野目もそれに登場するキャラです。望月優子(NET系列:1959年3月2日〜9月28日放送)や、藤村有弘(日テレ系列:1963年7月3日〜65年3月31日放送)が演じたテレビドラマがあります。
マンネリ打破のための人気キャラの登場ね。今イチ成功しているとはいえませんが、三益愛子の演技力で見せてくれます。前作までは社宅に住んでいたサザエさんですが、本作では両親との同居に戻り、4コマ漫画的ギャグが展開しま〜す。