録画していた韓国時代劇『メモリーズ追憶の剣』（２０１５年／監督：パク・フンシク）を観る。
高麗時代の朝鮮、ユベク（イ・ビョンホン）、ウォルソ（チョン・ドヨン）、プンチョン（ペ・スピン）の３剣士は民衆反乱を起こしますがユベクの裏切りによって計画は失敗。ユベクを愛していたウォルソでしたが、プンチョンの生まれたばかりの子を連れて姿を消します。１８年後、ユベクは権力者として朝廷に君臨。自ら主催した武術大会でウォルソそっくりの剣さばきをみせる少女（キム・ゴウン）を見つけます。ユベクは彼女の後を追い……
恋情と友情、宿命的な血のつながりが複雑に交錯して重厚な人間ドラマになっています。だけど、日本人の心情とあわないところもあり、今ひとつ乗れませんでした。それとワイヤーアクションを駆使した殺陣は現実味がなく、ドラマとはそぐわないものになっていますね。荒唐無稽のファンタジーアクションなら、それもいいんですけど、全体としての調和ができていませ〜ん。
