懐かしさ半分

nostalji2017-01-18

友人から送ってもらった『少年探偵団・二十面相の復讐&夜光の魔人』(1957年・東映/監督:石原均)を観る。リアルタイムで観て以来の再見です。明智小五郎岡田英次から波島進に変わりました。この作品で私は波島進の名を覚えたのです。
死んだと思われた怪人二十面相(小牧正英)が柳沢邸に現れ、明智小五郎(波島進)と少年探偵団に挑戦します。狙いは、金山の地図が彫り込まれた柳沢家に伝わる懐中時計。二十面相と明智&少年探偵団の攻防が繰り広げられ、二十面相の目的が金山に隠されたウラン鉱であることがわかります。明智の助手・マリ子(中村雅子)が二十面相に捕まりますが小林少年(小森康充)の働きで明智と警官隊が二十面相のアジトを急襲。マリコは救出されますが二十面相は姿を消し……(二十面相の復讐)
懐中時計に彫り込まれた地図は一部で、ウラン鉱の場所を知るには浅間山麓で神官をしている家に伝わる古文書が必要とわかり、明智たちは現地にむかいます。しかし、古文書は二十面相に奪われおり、その解読をめぐって二十面相と明智&少年探偵団の攻防が繰り広げられるのね。ウラン鉱の場所を見つけた二十面相を追って、明智と少年探偵団は地下噴火口へ。警官隊との銃撃戦で二十面相の部下たちは全員捕まり、追い詰められ二十面相は手榴弾で自爆……(夜光の魔人)
二十面相の小牧正英は本職がバレーダンサーという異色キャスト。セリフは吹替えのような気がします。深夜の道を、マントを翻しながらピョンピョンはねるように走る姿が記憶に残っていました。内容的には大きな仕掛けもなく、こじんまりとした展開になっています。特に後半は、浅間山麓を舞台にしており、馬で移動する二十面相に何じゃコリャで〜す。