録画していた『スタング』（２０１５年／監督：ベニ・ディーツ）を観る。巨大な蜂が人間を襲うパニック・ホラーです。
ケータリングサービスをしているジュリア（ジェシカ・クック）とポール（マット・オリアリー）が、パーティ開催のために人里離れた郊外の屋敷にやってきます。パーティがたけなわになった時、土の巣穴からでかい蜂の群れが飛び出してきて出席者を襲いはじめるんですな。この蜂は人を襲うだけでなく、人体の中に寄生し、よりでかくなって人体をぶち破って外に出てきます。ジュリアとポールは市長（ランス・ヘリクセン）たちと屋敷の地下室に逃げ込みますが……
屋敷のイカレタ息子が肥料に混ぜた成長剤で蜂が突然変異したらしいのですが、そんな原因究明はどうでもよく、ひたすら蜂の攻撃から脱出するだけのお話です。緊迫した状況でもノンビリしたところがあるのはＢ級映画らしいところです。蜂の造形も悪くないのですが、定番通りの行動をするので、全然怖くありませ〜ん。
