本日も

nostalji2017-03-09

友人に送ってもらった東映時代劇『危し!獅子丸一平』(1956年/監督:萩原遼)を観る。
聖護院の覚持(進藤英太郎)によって九州・柳川藩に匿われていた獅子丸一平(中村錦之助)を老中・松平伊豆守(原健策)の命を受けた長崎奉行所阿蘇代官所の役人が捕らえに来ます。九州諸大名と幕府の対立を望まぬ獅子丸は、伊豆守に逢うべく警固の役人と江戸へ。獅子丸の弟たちは狩りに出た将軍・家斉を捕らえ、幽閉されている獅子丸を救出します。所司代清川荘司)は禁裏警固の名目で帝を束縛。獅子丸は京に行く途中で武芸神の力で視力を回復します。所司代の束縛から逃れようとした帝を、捕吏の剣客・間瀬城介(月形哲之介)が襲いますが獅子丸が救出。聖護院にこもる獅子丸に城介から果たし状が届き……
脚本が松山善三から時代劇の原作物やシリーズ物を数多く手がけている結束信二になり、他の作品と変わらぬ型通りの展開になりました。悩める青年だった獅子丸が急に悟りきったりしてね。原作がそうなのかもしれませんが、ダラダラした物語展開にアクビが出てきます。これじゃ、全く記憶に残っていないのも無理ないや。