いったん終了

nostalji2017-03-21

友人から届いたテレビ西部劇『ララミー牧場』の#15「物言わぬ男たちの夜」と#16「峠の決死行」を観る。
「物言わぬ男たちの夜」は、ガンマンたちに安住の場所を与えるために元保安官のマッケンブリッジ(ライル・ベトガー)がスリム(ジョン・スミス)の協力を得て、シャーマン牧場の一部を借りて牧場を作ろうとしますが……
小牧場主を襲ってガンマンたちに罪を被せようとする悪い牧童をスリムが暴きます。ライル・ベトガーが良い役でしたが、いつもは悪役専門なので疑われるのも無理はな〜い。
「峠の決死行」は、スー族が蜂起し、スリムは駅馬車中継所を一時閉鎖し、アンディ(ロバート・クロフォード)とジョンジー(ホーギー・カーマイケル)を非難させます。スリムとジェス(ロバート・フラー)は騎兵隊に協力することになり、スリムはスー族とシャアン族を分断するために峠の道を爆破して封鎖する任務を引き受けますが、騎兵隊が雇っていた猟師がシャイアン族と暮らしていた白人女性(マドリン・リュー)をさらってきたことで任務に支障が生じ……
#12「聖職者」のエリオット神父の努力もむなしく、スー族が戦いを開始。ジェスが道案内する第七騎兵隊のカスターのような好戦的な隊長もいますからな。スーとシャイアンは合流できず、スー族が撤退したことで、このエピソードは決着するのですが、そのうち第七騎兵隊全滅に関するエピソードがありそうです。
放送当時、内容はともかくとして、他の西部劇にない魅力が二つありました。一つは、『ララミー牧場』をパロディにしたバヤリースオレンジのCM。チンパンジーが西部劇の扮装をして寸劇をします。クレージーキャッツが吹替えしており、とにかく笑えました。
もう一つは、このCMの後に登場する“西部こぼれ話”のコーナーね。ビールがコップに注がれ、泡がこぼれると淀長さんが登場。4分間あまり、番組の内容に関連した西部の雑学や出演スターの解説をしてくれます。このコーナーは淀長さんを全国的に有名にしただけでなく、映画番組における解説コーナーの先駆けとなりました。
それにしても、いいですね、ララミーは。それでは、サヨナラ、サヨナラ。