昨日に続き

nostalji2017-04-18

東映時代劇『荒獅子判官』(1955年/監督:佐々木康)を観る。片岡千恵蔵の“遠山の金さん”の第6作目です。
密輸で私腹を肥やしている北町奉行・大草能登守(進藤英太郎)は、贅沢廃止令を出した水野越前守(佐々木孝丸)を倒すために水野に恨みを持つ美濃部筑前守(岡譲司)と手を組みます。美濃部はカラクリ人形を使って水野暗殺を計画。カラクリ人形師の目吉(高松錦之助)と娘のお景(千原しのぶ)を拉致します。目吉の家に居候している金さん(片岡千恵蔵)は、大目付跡部山城守(小杉勇)から密輸事件捜査の密命を受けており、拉致事件との関係を調査しますが……
金さんが捜査している事件に、悪党が偶々金さんが居候している家の主を利用しようとして現れる。家の主に言うことをきかそうとして金さんを慕っている家の主の娘(名前はお景)を捕まえる。金さんは馴染みの料亭の女将(名前はお半で役者は浦里はるみ)に協力してもらって悪党に罠をかける。昨日の『喧嘩奉行』と、設定も同じなら、物語展開も同じです。完全に公開スケジュールに合わせた手抜き作品で〜す。