友人からの回し観で西部劇ＤＶＤの『トマホーク ガンマンｖｓ食人族』（２０１５年／監督：Ｓ・クレイグ・ザラー）を観る。
ブライトホープの町に逃げてきた強盗犯をハート保安官（カート・ラッセル）が撃って捕まえるのですが、強盗犯を治療していたサマンサ（リリー・シモンズ）と留守番していた保安官助手が何者かにさらわれます。馬番の斬殺死体が見つかり、インディアンから“飢えし者の谷”に住む食人族の仕業と知らされるのね。食人族は聖なる墓場を荒らした強盗犯を追ってきたんですな。救出のために、ハート保安官、老保安官助手のチコリイ（リチャード・ジェンキンス）、ガンマンのブルーダー（マシュー・フォックス）、サマンサの夫でカウボーイのアーサー（パトリック・ウィルソン）が“飢えし者の谷”へ向かいますが……
目的地に着くまでがダラダラ展開し、１３２分は長すぎます。どこからともなく現れ、撃たれてもひるむことなく襲ってくる恐怖はあるもののホラーというにはスリル不足。相手が食人族なのでグロいシーンは多いですが、黒人は汚いから食べないなんて笑ってしまいましたよ。進化することなく生き永らえてきた原始的穴居人はこれにて死滅するので〜す。
