録画していた『グランド・イリュージョン』（２０１３年／監督：ルイ・ルテエリ）を観る。マジック・ショーを行いながら同時に不可能と思われる盗みを行うフォー・ホースメンと、彼らを追うＦＢＩ捜査官の攻防を描いたサスペンス映画です。
アトラス（ジェシー・アイゼンバーグ）・メリット（ウディ・ハレルソン）・ヘンレイ（アイラ・フィッシャー）・ジャック（デイヴ・フランコ）の４人は何者かに集められて、フォー・ホースメンというマジック・グループを結成し、ラスベガスのショーでパリの銀行から大金を奪い、会場に金を降らすという離れ業を見せます。ＦＢＩのディラン（マーク・ラファロ）とインターポールのアルマ（メラニー・ロラン）が捜査しますがトリックが見破れず、さらにフォー・ホースメンは衆人環視の中、損害保険会社の悪徳オーナーのトレイスラー（マイケル・ケイン）の口座から保険被害者たちの口座へ資金振替。捜査陣はマジックの種を暴くことで有名なサディアス（モーガン・フリーマン）に協力を要請しますが……
派手なトリックで結構楽しめました。そんなにうまくいくわけないだろうと思ってみたら駄目で、素直に面白がってみる作品ですな。マイケル・ケインとモーガン・フリーマンの存在が、重石になって全体を締めていま〜す。
