帰省は飛行機ではないが

nostalji2017-09-18

録画していた『フライト・クルー』(2016年/ニコライ・デベレフ)を観る。航空パニックを扱ったロシア映画です。
将軍に逆らって空軍を辞めたグシチン(ダニーラ・コズロフスキー)は、民間航空会社に入社。操縦技術は超一流なのですが、荒っぽい操縦のため、ベテラン機長のジンチェンコ(ウラジミール・マシコフ)から旅客パイロットとしての訓練を受けます。親しくなった女性パイロットのアレクサンドラ(アグネ・グルディエ)と共に、ジンチェンコ機長のチャーター便に副操縦士として搭乗。救難信号を受け、被災した火山島へ乗客の救助へと向かいます。大噴火がおこり、溶岩流が滑走路まで押し寄せ、ジンチェンコは滑走距離の短い貨物機に乗客を乗せて出発。溶岩によって道路が寸断され、空港到着が遅れた乗客を待って、グシチンは危険を冒して燃えさかる第二滑走路から離陸します。先行したジンチェンコ機は燃料不足で墜落が時間の問題となり、乗客をグシチン機へ空中移動させることになりますが……
ニアミス、革命騒ぎ、横暴な乗客とのトラブルなどの小さな事件、機長の家庭問題、女性パイロットへの恋などが前半部にダラダラ展開しますが、中盤の火山島からは一気に盛り上がっていきます。次々に発生する危機の連続は迫力があり、パニック映画としては上出来です。2016年のロシア興行成績1位というのが納得できます。
退院してから1ヶ月過ぎ、母の様子を見に帰省します。お彼岸も近いし、父の墓参もね。日記は25〜26日頃まで休みま〜す。