テレビ西部劇『ララミー牧場（シーズン２）』の＃１３「ベルの音」、＃１４「クーバ・スミスの死」、＃１５「カンザスから来た男」を観る。
「ベルの音」は、クリスマスの日、シャーマンの駅馬車中継所がスー族に襲撃されて取り囲まれます。籠城するのはスリム（ジョン・スミス）とスリム（ロバート・フラー）、それに駅馬車の乗客たち。馭者のジム（ベン・ジョンソン）が救援をもとめに脱出しますが……
スー族に取り囲まれている中、メキシコの盗賊（ロス・マーティン）や武器密売人（ロバート・ウィルク）など脛に傷持つ男たちが、孤児の少年のためにクリスマスを祝うというハートウォーミングなエピソードです。絶体絶命の中、酋長の姿を見つけた武器密売人が命をかけて起死回生の一発。
「クーバ・スミスの死」は、追ってきた保安官を殺し、自分の身代わりしたお尋ね者のクーバ・スミス（ジョン・マッキンタイア）がスリムとジェスを利用して自分に懸かっていた賞金を手に入れます。死体が保安官とわかり、スリムがクーバ・スミスを追いますが……
クーバ・スミスは娘（グロリア・タルボット）を守って死に、残された賞金をスリムは父親のために苦労してきた娘に渡します。グロリア・タルボットは毎度お馴染み。ジョン・マッキンタイアは胡散臭い悪党役がピッタシね。
「カンザスから来た男」は、インディアンに襲われたジェスをクレイ・ジャクソン（ジャック・マホニー）が救います。クレイが金持ちだけから金を奪うロビン・フッドと呼ばれる無法者だったことから……
義賊といえども無一文になれば善良な農夫から金を奪おうとし、ジェスに撃たれます。ジャック・マホニーは『テキサス平原児』では子供たちのヒーローだったんですけどねェ。『テキサス平原児』についてはここへ⇒http://88231948.at.webry.info/201412/article_2.html
