前半終了

nostalji2017-10-13

テレビ西部劇『ララミー牧場(シーズン2)』の#16「理由なき殺人者」、#17「金貨の行方」、#18「伝説の金鉱」を観る。
「理由なき殺人者」は、インディアン嫌いのカール(ジェームズ・ウェスターフィールド)にシャーマン牧場で働くインディアンが殺されます。スリムはカールを殺人罪で告発。騎兵隊長官(ロイ・ロバーツ)の協力のもと正当な裁判が行われることになりますが、無法者のカールの息子ルーク(ハリー・ローター)が町に戻って来て……
インディアンに対する偏見を扱ったエピソードです。事なかれ主義の民衆というのは定番ね。白人の法のもとに絞首刑でなく、ラストはインデァンによる意外な復讐です。ジェームズ・ウェスターフィールドは、西部劇ではお馴染みの顔。
「金貨の行方」は、8万ドルの金貨を隠した弟が死んだ場所を出獄したクレイ(ジャン・マーリン)がジェス(ロバート・フラー)に案内させようとします。ジェスは無法者のクレイの弟を殺していたのね。クレイは弟が残した手がかりは知っていても死んだ場所は知りません。途中で、クレイと刑務所で同房だったベルドン(デニス・パトリック)が金貨を狙って現れ……
クレイの弟が死んだ場所で金貨を探していた老人役でエドガー・ブキャナンが出演。ジェスは彼に助けられるんですが、金貨を横取りします。ブキャナンは小ずるい悪党役がピッタリ。どこか憎めないんですよ。タイトル映像がこのエピソードからイラストでなく、ジェスとスリムが馬でくるものに変更。このタイトルは忘れていたけど記憶にあります。
「伝説の金鉱」は、拍車に隠された伝説の金鉱の地図をめぐる殺人劇。スリムとジェスがレイクから牛を買うために訪れた町で、レイクが何者かに殺されスリムが殺人犯として逮捕されます。ジェスがレイクの妻マリー(カレン・スティール)にレイクの遺品を渡すために家に行くと、家は荒らされており……
レイクはオランダ人が見つけたという伝説の金鉱の地図を手に入れるために牛を売っており、その地図を狙って議員と呼ばれる男とレイクを殺したモカシンが現れます。レイクは老人から地図を買おうとしていたのね。老人も殺され、持っていた拍車が奪われます。地図は拍車の中に隠されていたのですが、拍車は二つで一つ。オチは拍車が一つしかなかったことで〜す。