昨日に続き

nostalji2017-10-17

テレビ西部劇『ララミー牧場(シーズン2)』の#22「リムロック」、#23「狩るか狩られるか」、#24「絞首台行きの兄弟」を観る。
「リムロック」は、薬の行商人ハップが殺され、ジェス(ロバート・フラー)は斑ら馬に乗った男が逃げて行くのを目撃し、犯人を捜しにリムロックの町にやって来ます。ハップの娘という酒場女ホリー(スーザン・カミングス)と会い、斑ら馬の持ち主が保安官のマクリントック(ライル・ベトガー)とわかりますが……
二重人格の犯人というのがミソ。サイコウエスタンともいえます。
「狩るか狩られるか」は、父が死んで農場を相続したコリー(チャールズ・ブロンソン)は、農場を狙う叔父のジャド(R・G・アームストロング)に精神病院に入れられます。コリーは脱走し、ジャドは息子たちとコリーを殺すために追跡。スリム(ジョン・スミス)はコリーの命を守るために保安官からの頼みでジャドを見張りますが……
コリーがインディアンと混血という設定で、追跡をたくみに潜り抜け、命を狙うジャド一家を倒していきます。追跡に猟犬が使われ、まさに“狩るか狩られるか”なのです。
「絞首台行きの兄弟」は、スリムは鉱物学の教授という男(ドナルド・ウッズ)から金鉱脈があるという場所への案内を頼まれます。悪ガキのピート(ウォーレン・オーツ)とレン(リチャード・エヴァンス)のディクソン兄弟がそれを立ち聞きし、金を在り場所をつきとめようと二人を追跡。教授はモーガン・ベネットという無法者で、仲間が隠した金を探していたのね。金を手に入れたベネットはスリムを崖下に突き落としますが、ディクソン兄弟を追っていたジェスがスリムを発見し……
悪さばかりして、いずれ絞首台行きになると噂されている兄弟がジェスに命を助けられ改心する物語。この頃のウォーレン・オーツは、ひねくれ者の小悪党がピッタシで〜す。