端からZ級

nostalji2017-10-27

26日までの日記をアップした後、録画していた『アポカリプス・ナウ』(2012年/監督:ピーター・ガイガー)を観る。世界中を襲う大洪水から人類存亡をかけた生き残りを描いた劇場未公開のSF映画です。
未曽有のハリケーンが発生し、世界中が水没する事態に備えて政府はロッキー山脈の基地で箱舟を建造しています。どうして予測できたのかは不明。発生したハリケーンは予想以上のスピードで巨大化し、箱舟での脱出準備が進められます。しかし、人類生存に必要な生物のDNAを積んだ列車が土砂崩れで動けなくなり、生物学者のテッサ(モニカ・キーナ)と女性兵士のオーテス(ヴィクトリア・バラバス)が嵐の中でDNA回収。箱舟のバランス装置が壊れ、代替え部品を求めて、科学者のジョン(アレックス・カーター)は発電所へ……
ミツバチを捜してウロチョロしたり、高度な技術を誇る箱舟の代替え部品がチャチなものだったり、2万人収容できる箱舟のコックピットが小型飛行機並だったりと、SF映画の態を成していません。CGは端から期待していなかったのですが、内容も含めてこんなに酷い作品は観たことな〜い。