ジャンル化

nostalji2017-11-06

録画していた『キル・コマンド』(2015年/監督:スティーヴン・ゴメス)を観る。近未来を舞台に、海兵隊と暴走したロボット軍団の死闘を描いた英国製SFアクションです。
ロボットの開発をしている科学者ミルズ(ヴァネッサ・カービー)は、ビュークス大尉(トゥーレ・リントハート)率いる海兵隊の訓練に同伴します。海兵隊無人島でロボット相手に訓練をしているのですが、ロボットたちは暴走をはじめ、海兵隊員たちを攻撃してくるのね。ミルズはロボットの暴走をとめようとしますが……
ロボットやAIが人間に対して反乱する設定のSFが、最近では頻繁に作られるようになりましたね。先駆けになったのは、『ウエスト・ワールド』(1973年/マイケル・クライトン)のロボット・ガンマンと、『2001年宇宙の旅』(1968年/監督:スタンリー・キューブリック)のコンピューターHALの反乱だと思うのですが、両作品は今観ても古びていません。
でもって、本作品ですが知らない俳優ばかりが、無人島という狭い空間で展開する低予算映画。主人公のミルズは脳の半分がAIで、コンタクトレンズを通して、他の端末やコンピューター、ロボットと交信するというのが少し目新しかったですね。意外としっかりした作りで、ツッ込みどころが少なかったで〜す。