B級はテレビで

nostalji2017-11-14

ダビングして持ってきた『超時空戦記レヴェレーター』(2013年/監督:トラヴィス・ザルーニ)を観る。劇場未公開のSFアクションです。
エイリアン同士の戦闘による残骸宇宙船(タンカー)から、レヴェレーター(宇宙船の名前)のウェイク(ローク・クリッチロウ)が“カオスジェネレーター”なる物体を見つけるんですな。ウェイクに怨みを持つガター(宇宙船の名前)のジェケル(ショーン・パトリック・フラナリー)がウェイクの命とカオスジェネレーターを狙って現れます。レヴェレーターはガターに攻撃されますが、何とかワープで脱出。ウェイクは宇宙の情報屋データ・オーシャンからカオスジェネレーターが宇宙を支配できるほどのエイリアンの知識が詰まったものと知らされます。それは他にも二つあり、レヴェレーターはそれらを探しに暗黒星へ。ジェケルもデータ・オーシャンから情報お訊き出し、レヴェレーターを追って暗黒星へ……
物語の背景が説明(表現)不足でわからないのが致命的です。主人公たちは宇宙の廃品回収で金儲けしているみたいですが、売る相手が出てこないし、目的もはっきりしないんですよ。カオスジェネレーターで宇宙支配を考える悪党もチンケすぎます。壮大なスペースオペラにしたくても予算がなく、何の取り柄もないチマチマした内容のSFアクションで〜す。