宇宙ものではないが

nostalji2017-12-20

録画していた『400デイズ』(2015年/監督:マット・オスターマン)を観る。地下で400日間過ごす実験に参加した4人の宇宙飛行士を描いたSFサスペンスです。
火星への有人探査のため、セオ(ブランドン・ラウス)、エミリー(ケイティ・ロッツ)、バグ(ベン・フェルドマン)、ウォルター(グラント・バウラー)の4人の宇宙飛行士が地下施設で400日間の耐久実験をするんですな。滞在200日目に本部との交信が途絶えます。実験か事故か、疑念が生じるクルーたち。次々と幻覚も生じ始めます。373日目、突然ハッチを外から叩く音が聞こえ、4人はミッションを中止して外へ出ますが……
観ている人の想像に結末を委ねる形なのですが、最初から意図している感じでなく、投げやりね。想像を誘発させるような伏線もなければ、世界観に浸れるような映像もなく、一本調子。後半のミステリー性を強調して、意味づけをすれば少しはマシになったと思いま〜す。